- 2025年2月12日
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トラック運送業界 景況感 2024年10月-12月期 ~全日本トラック協会~
2025年2月10日、全日本トラック協会は、「第128回トラック運送業界の景況感(速報)」を公表しました。
2024年10月~12月期の景況感は、運賃や料金は改善基調にあるが、燃料費や物価の上昇に伴うコスト増分を十分に運賃などに転嫁できず、営業利益の改善には至っていない。一方で、実働率や実車率の向上により輸送効率が改善し、さらに輸送数量も増加した結果を受け、業界の景況感は前回の▲29.1から▲18.2へと10.9ポイント改善。
来期(2025年1月~3月期)の見通しは、引き続き人手不足や物価高の影響が続くと予測され
ることから、景況感は今回の▲18.2から▲26.6へと8.4ポイント悪化する見込み。
トラック運送業界は輸送量や運賃の上昇により一時的に景況感が改善したものの、依然とし
てコスト上昇圧力が強く、利益を圧迫する事業環境が今後も継続することが示唆される。
詳しい内容は、発表資料をご確認ください。
資料:第128回トラック運送業界の景況感(速報)令和6年10月~12月
