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社長の平均年齢が33年連続上昇=事業承継の深刻化= ~帝国データバンク~

2024年4月12日、帝国データバンクが、2023年12月時点における企業の社長データを集計、分析をした調査結果を発表した。

2023年における全国の後継者不在率は改善傾向にあるが、円滑な事業承継には5~10年と中長期的な準備期間が必要と言われるが、社長の高齢には歯止めがかからない状態が続いている。経営のバトンタッチが間に合わず、事業継続に影響を及ぼすケースが増加する可能性がある。

社長の平均年齢は、1990年には54.0歳であったが、2023年は60.5歳となった。

  • 【調査結果】
  •  1.社長の平均年齢は、1990年に54.0歳が、2023年には60.5歳となり、33年連続の上昇
  •  2.社長が交代した割合は3.8%、14年連続の3%台
  •  3.50歳以上の社長が8割超(40歳未満の若手経営者は3.1%)

社長の世代交代に関して以前より活発な様子は見られず、社長の高齢化はさらに進行しており、社長が交代する際の年齢は平均で 68.7 歳となり、前回調査(68.8 歳)からほとんど変わらなかった。高齢ながら社長として経営を続けることにはリスクがともなうなかで、70 歳近くで後継者にバトンタッチをしている結果とのこと。

詳細については、帝国データバンクのレポートをご確認ください。

全国「社長年齢」分析調査(2023年) (tdb.co.jp)

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