2024年問題～全日本トラック協会がトラック運転者の改善基準告示の解説書を作成～

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」（改善基準告示）はトラックドライバーの労働時間等の労働条件の向上を図るため、労働基準法では規制が難しい拘束時間や休息期間、運転時間等の基準を定めたもので、2022年12月に改正され、2024年4月から新しい告示が適用されます。

改善基準告示の対象者は、営業用トラック（緑ナンバー）ドライバーに加えて、自家用トラック（白ナンバー）ドライバーも対象となります。労働者に該当しない個人事業主は、直接、改善基準告示の対象ではありませんが、国土交通省が告示で定める基準により、実質的に改善基準告示の遵守が求められます。

2024年問題への対応について、全日本トラック協会が解説書を作成しています。また全日本トラック協会のホームページでは「2024年問題（働き方改革）特設ページ」を設けていますので、理解を深めるためにも、是非ご確認をしてみてください。

M.T

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