国土交通省は6月28日、車両のバックを周囲に音で知らせる「後退時警報」（バックアラーム）の搭載をトラック、バスに義務付ける方針を明らかにした。

後方の様子をモニターで確認できるバックカメラなどの義務化と併せ、歩行者らが巻き込まれる事故を防ぐ。

道路運送車両法に基づく保安基準を来年1月ごろに改正し、周知期間を置いて適用する。

国交省は、バスやトラックに搭載を義務化する。国内で適用する装置の基準は今秋、有識者を交えた検討会で議論する。

国交省は乗用車なども含め、今年5月発売の新型車から、バックカメラかセンサーの装備を義務付けている。